重度歯周病症例集
Example
重度歯周病症例集
46歳男性/治療費15万/治療期間1年8ヶ月
症例の概要・主訴
基礎データ | 46歳/男性 |
治療期間 | 1年8ヶ月 |
治療費 |
15万円 ■内訳
|
概要 |
一般的に、根尖にまで骨吸収が進行すると保存不可で、抜歯という診断が下されます。患者様の「歯を温存したい」という希望も強かったため、可能な限り歯を残す方向で治療を進めさせていただきました。 幸い歯周病の治療を進めると歯周組織に良好な反応が認められたため、再生療法に踏み切り、良好な結果を得ることができました。現在、術後3年経過してますが患者様はとても満足されています。 再生療法を行うメリットとしては、歯周ポケットが浅くなるので、患者様ご自身でのブラッシングで管理が容易になります。もちろん定期的なメインテナンスは必要不可欠です。 |
主な副作用 | 術後疼痛、歯肉腫脹、知覚過敏 |
治療動画(Youtube)
治療の流れ
資料収集(初診時)
Collecting materials
Collecting materials
・全顎的な縁上・縁下歯石、それに伴う歯肉の発赤・腫脹。
・右上4に関しては、根尖に及ぶ歯根露出⇒保存不可。
・不良修復物も認めます。
・右上4に関しては、根尖に及ぶ歯根露出⇒保存不可。
・不良修復物も認めます。
資料収集(初診時)
Collecting materials
Collecting materials
資料収集(初診時)
Collecting materials
Collecting materials
根尖に及ぶ透過像。
歯周基本治療
Basic periodontal therapy
Basic periodontal therapy
歯周基本治療を行いました。
下顎前歯のSRPより2w後の口腔内写真です、炎症がコントロールされているように見えます。
@しかし、3ヶ月後に歯周膿瘍を形成してきました。
@深部の縁下歯石の取り残しが原因と推測しました。
下顎前歯のSRPより2w後の口腔内写真です、炎症がコントロールされているように見えます。
@しかし、3ヶ月後に歯周膿瘍を形成してきました。
@深部の縁下歯石の取り残しが原因と推測しました。
歯周基本治療後の評価
Post-treatment evaluation
Post-treatment evaluation
炎症はほぼコントロールされている。
歯周基本治療後の評価
Post-treatment evaluation
Post-treatment evaluation
根尖に及んでいた透過像が改善しております。
歯周組織再生療法
Periodontal tissue regeneration therapy
Periodontal tissue regeneration therapy
再生療法前です、PDは6mmです。目的は、プロービングデプス3mm以下への改善です。
歯周組織再生療法
Periodontal tissue regeneration therapy
Periodontal tissue regeneration therapy
パピラを温存するように、最小限の範囲でフラップを形成しました。
バーニッシュされた歯石の残存が認められます。
バーニッシュされた歯石の残存が認められます。
歯周組織再生療法
Periodontal tissue regeneration therapy
Periodontal tissue regeneration therapy
根面のデブライドメント後です。リグロスを塗布し、自家骨を移植し、縫合しました。
治療後の状態
Post-treatment condition
Post-treatment condition
初診より1年4ヶ月後、右上4抜歯して、35ブリッジ。前歯部はダイレクトボンディングしてます。
歯周組織再生療法の評価
Post-treatment evaluation
Post-treatment evaluation
オペより1年6ヶ月後のデンタルです、良好に治癒してます。
歯周組織再生療法の評価
Post-treatment evaluation
Post-treatment evaluation
デンタルでの評価です。切端〜骨欠損底の長さを測定しています。
初診時‥22.63mm、再評価時‥19.73mm、オペ後1y6m‥15.87mmと改善しました。
これは歯周基本治療により「Bone fil 3mm」、再生療法により「Bone fil 4mm」
合計で「Bone fill 7mm」獲得できたことを意味します。
初診時‥22.63mm、再評価時‥19.73mm、オペ後1y6m‥15.87mmと改善しました。
これは歯周基本治療により「Bone fil 3mm」、再生療法により「Bone fil 4mm」
合計で「Bone fill 7mm」獲得できたことを意味します。
歯周組織再生療法の評価
Post-treatment evaluation
Post-treatment evaluation
プロービングでの評価です。
初診時にはPD=9mmでしたが、再評価時にはPD=6mm、オペ後2y1mでPD=3mm と改善しました。
これは「歯周基本治療によりポケットリダクション3mm」、再生療法による「アタッチメントゲイン4mm(ポケットリダクション3mm+クリーピング1mm)」
合計でアタッチメントゲイン7mm(ポケットリダクション6mm+クリーピング1mm)獲得できたことを意味します。
初診時にはPD=9mmでしたが、再評価時にはPD=6mm、オペ後2y1mでPD=3mm と改善しました。
これは「歯周基本治療によりポケットリダクション3mm」、再生療法による「アタッチメントゲイン4mm(ポケットリダクション3mm+クリーピング1mm)」
合計でアタッチメントゲイン7mm(ポケットリダクション6mm+クリーピング1mm)獲得できたことを意味します。
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